オンライン授業と残念なニュース

こんにちは。

日本もいよいよ全国的に緊急事態宣言が発令されますね。

連日悲しいニュースばかりで溢れていて、一刻も早い事態の収束を願うばかりです。

今回はオンライン授業の様子と、私の友達が今まさに直面している、大学派遣留学の中止という残念なニュースについて主に書いていきます。

 

オンライン授業

私は3月の中旬からオンライン授業を受けています。

オンライン授業といても二種類あり、一つ目は教授が前もって録画した授業を自分の好きな時間に見るもので、二つ目はZoomのようなウェブサイトを利用したリアルタイムの授業です。

 

事前にレコーディングされているものは、自分の好きなタイミングで勉強ができるし、わからない箇所があればビデオを停止して自分で調べることもできるので、便利です。

 

リアルタイムで行われているのは、ディスカッションがメインの授業です。グループ全員の顔を見ながら話し合えるので、人との交流が制限されている今では、数少ない友達との交流の機会になっています。ただし、合計で10ー15人の先生と学生が一緒にビデオ通話をするようなものなので、データ量がとても多く音声が聞き取りにくかったり、ラグが生まれたりします。先生に指名されて発言したのに、先生や他の生徒に音声が聞こえていないということもしばしば起こります。インターネット回線や技術的な問題が原因で、最初の週はリアルタイムで行われた授業も、いくつか事前レコーディングに切り替わってしまいました。やはり、人とのコミュニケーションは直接行うことが一番ですね。

 

そしてつい最近、多くの学生が不安に思っていたであろう期末テストについての情報が発表されました。中間テストが中止されたため、期末テストの結果が成績の大きな部分を占める。テストは全てオンライン上で行われる。自国に帰国している学生が多いため、時差を考慮してテストの開始と終了時間をフレキシブルにする。などの事項が大学から伝えられました。

 

私は正直とても不安です。私は友達と話したり一緒に勉強することで、自分の勉強のモチベーションが上がるタイプなので、今の状況で勉強のモチベーションを保つことにとても苦労しています。友達とビデオ通話をしながら一緒に勉強する、など解決策を見つけたいと思います。

 

残念なニュース

最近は毎日、将来が見えなくなりそうな暗いニュースばかりで溢れていますが、大学の派遣留学中止というニュースが私にとってあまりにも残念な出来事でした。

tomato-in-nl.hatenablog.com

 こちらを読んでくださった方はお分かりだと思いますが、私はオランダの大学に行く前に日本の大学に1年間在籍していました。今も日本の大学にいたとしたら、現在大学三年生になったばかりの時期です。

私が以前在籍していた大学が、今年度の夏に開始予定だった交換留学を全て中止することを決定しました。私の在籍していた学部は、三年生の夏から1年間の交換留学を始めるというのが一般的でした。つまり、私の友達の多くが交換留学に行けないことが決定してしまったのです。これはかなり早めの決断だったのではないかなと思います。学生を留学に行けるかわからない不明瞭な状態に長く置くよりも、大学が早めに決断を下して、学生が留学に代る次のステップへと進む時間を確保するという意図なのかなと私は思いました。

私が在籍していた学部は国際系だったため、かなり多くの学生が交換留学を希望していました。中には交換留学を経験したいから、その大学、その学部を選んだという人もいます。(私も必ず交換留学に行きたいと思っていた一人でした。)

私がもし日本の大学に残っていて、交換留学を夏に開始する予定になっていたら、間違いなく、100%号泣していたでしょう。交換留学に行くためには、良い成績を取らなければならないし、言語のテストも受けなければなりません。留学予定だった人たちは留学にワクワクしながらも、大変な努力をしていたと思います。本当に残念でしかありません。

 

私も貴重な留学の期間を大学に通えずに過ごしていることで、時間とお金を無駄にしているような気がして悔しいです。友達や先生と交流できる時間がかなり短くなってしまい、スピーキングとリスニングの能力が落ちてきているような気もします。リーディング、ライティングをこなす量は依然とあまり変わりませんが、スピーキングの機会は圧倒的に少なくなり、リスニングも、アカデミックな内容は授業で聞きますが、友達が話すような日常会話を聞くことは(日本にいるということもあり)ほとんどなくなってしまいました。オランダに行ってから少しづつ成長した私の英語が、元に戻ってしまうのではないかと心配です。友達と電話でもしようかなーと思っています。

 

 

辛いな、悲しいなと思い続ける毎日ですが、今そういう気持ちになっているのは自分だけじゃなくて、世界中の人たちなんですよね。

1日でも早く元の生活に戻れますように。

 

ではまた。

See you!!