ホームシックになった話

こんにちは。

私は現在冬休み中で、来週の月曜日から新しい学期が始まります。

3日前まで約4週間ほど日本に一時帰国していました。

 

3日前にオランダに戻って来たわけですが、かなりホームシックになっていました。

今は徐々に落ち着いてきましたが、昨日と一昨日の二日間はずっと目がうるうるしていて涙が止まりませんでした。

 

3日前にオランダに到着した時はすでに夜で、長旅の疲れもあり、そこまでの寂しさを感じることなく、すぐにベッドに入って寝てしまいました。

翌朝目が覚めてから、空の暗さと天気の悪さに絶望しました。

そしてオランダに戻ってきた事を実感するのです。

日本にいる時は朝7時にもなれば明るい太陽の光を感じることができますが、オランダは朝8時になっても夜のような暗さで、9時近くになってようやく明るくなってくる。さらに、日が昇っても分厚い灰色の雲に空が覆われて太陽が見えない。

 

北ヨーロッパ特有の天気の悪さが、私がホームシックになった大きな要因であることは間違いありません。

 

暗い灰色の空に加えて、私の体調が優れず、ますますブルーな気分になっていきました。

 

具体的にどんなネガティブな考えが私の頭の中に現れたかというと、

・また大変な大学、勉強が始まるのか

・4ヶ月間も大変な勉強に全力で取り組まないといけないのか

・1st セメスターのようなモチベーションを維持出来るのだろうか

・次に日本に帰れるのは5ヶ月も先だ

・5ヶ月間も一人で生活できるのだろうか

・何もしたくない、部屋にこもっていたい

・時間が経つのがゆっくりに感じる

・日本との時差でさえ悲しく感じる

(ある時間帯は日本にいる人とは連絡が取れない、心細い)

 

そして、”私は一人ぼっちだ、誰も頼れる人がいない”

 

この強い孤独の感情は、日本に一時帰国したことによる反動だと思います。

 

日本には長い時間を一緒に過ごした家族や友達がいて、第一言語を使って生活ができ、心からリラックス出来る。

オランダでは昔からの知り合いは誰もいなくて、英語やオランダ語で生活しなければならず、常に緊張している。

 

日本に一時帰国する前にオランダにいた時は、日本での居心地の良さを認識していませんでした。

 

 

今は比較的落ち着いてこのブログを書いているのですが、それは両親や友達から励ましのメッセージやアドバイスをもらい、”私はオランダで一人ではない”ということを感じられたからです。

本当にありがたい。。。(泣)

 

私がもらったアドバイスを紹介します。

 

1.1日1回は家の外に出る

嫌でも、頑張って外に出ると気分がリフレッシュします。

 

2.ちゃんとご飯を食べる

何もしたくなくて、ご飯もいい加減になりがちですが、ご飯を食べないとエネルギーが足りなくなり、更に何もできなくなります。そして自己嫌悪に陥る。悪循環です。

さらに料理は私にとって、良い気晴らしになるので、基本的に自炊をしています。

 

3.泣きたい時は思いっきり泣く

私は涙を堪える癖があり、涙を流して泣くことがほとんどないのですが、今回は涙がなくなるんじゃないかというくらい涙を流して泣きました。泣くとスッキリします。

 

4.ゆっくりオランダでの生活に慣れる

日本に一時帰国していた私は、すっかり日本での生活に慣れてしまいました。

そんな私自身をゆっくりとオランダでの生活に慣らすという考えです。

このように考えると、とても気が楽です。

 

5.頑張らなくていい

これは私がオランダに戻る直前に両親が私にくれた言葉です。

多くの人は”頑張ってね”と応援してくれます。それもありがたいです。

でも、異国の地で、知り合いもほとんどおらず、決して完璧とは言えない英語を使って生活をしている、学校に通っている。

それだけでも相当疲れるし、ストレスです。言われなくても頑張っています。

私は性格上、手を抜くのが得意ではありません。

そんな私に”頑張らなくていいよ”という言葉をかけてくれて、本当に嬉しかったです。

 

 

今回は私が、ホームシックになり、経験した感情を文字に残しておきたいと思い書きました。

友達や家族から貰ったアドバイスは本当に役に立ったので、またホームシックになったら自分でこのブログを読みたいと思います。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

ではまた!See you!!